こたつ一人暮らしおすすめ4選|60cm・75cm・長方形・ハイタイプを比較【電気代つき】
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「ワンルームでも置けるサイズがいい」「電気代や安全面が心配」という一人暮らしの方のために、山善のこたつを天板サイズやタイプの違う4つに絞って調べ、販売ページの仕様をもとに比較しました。
買い忘れのないように、気になる商品は買い物かごに入れておきましょう!
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一人暮らしのこたつの選び方
こたつは、部屋を広く使いたい一人暮らしの方でも冬のあいだ置き続けられる暖房器具です。ただし、サイズ・高さ・ヒーター・布団の組み合わせで使い勝手が大きく変わります。購入前に、次の5つを決めておくと選びやすくなります。
- 天板の大きさと形:置ける広さと、天板でしたいこと(食事・パソコン・読書など)で決める
- 高さ:床に座るロータイプか、椅子で使うハイタイプか
- ヒーターの方式と消費電力:石英管・ハロゲンなどの違いと、ワット数を見る
- 温度調節とタイマー:強弱の切り替えや、自動で切れる機能があるか
- こたつ布団:セットか別売りか、サイズや洗濯の可否
天板の大きさと形:60cm角から80cmまで
一人暮らし向けとされるこたつの天板は、おおむね60〜80cm前後です。今回選んだ4商品も、この範囲に収まっています。
| 商品 | 天板サイズ | 形 | 高さ |
|---|---|---|---|
| 山善 LCR-6060 | 60×60cm | 正方形 | 38.5cm |
| 山善 MS-303HT | 75×75cm | 正方形 | 38.5cm |
| 山善 長方形(80×60cm) | 80×60cm | 長方形 | 38cm |
| 山善 GDT-HDN803DB | 80×80cm | 正方形 | 70cm |
天板の面積ごとに、置いたときの使い方を考えてみましょう。
- 60×60cm:ワンルームでも置き場所を選びにくい大きさです。ノートパソコンやマグカップ、軽食を置くくらいの使い方に向いています。食事をしながらパソコンを開くと、天板がすぐにいっぱいになります
- 75×75cm:正方形で四辺のどこからでも入れるので、部屋のどの向きにも置きやすいサイズです。食事と作業を同じ天板で済ませたい方にとって、余裕のある大きさです
- 長方形の80×60cm:壁に沿わせて置きやすく、横長に使えます。ノートパソコンを置きながら、横にお皿を並べるといった使い方がしやすい形です。長辺が80cmあるので、部屋の通路をふさがない向きで置けるかを確認してください
- ハイタイプの80×80cm:天板が大きく、ダイニングテーブルに近い感覚で使えます。そのぶん、置き場所にはゆとりが必要です
こたつ布団を掛けると、天板の外側に布団が広がります。布団が広がった状態での占有面積は、天板のサイズより大きくなる点を覚えておきましょう。ベッドや収納の前に置く場合は、引き出しやドアが開くか、実際の寸法で確認してください。
高さ:ロータイプとハイタイプの違い
こたつの高さは、大きく2つに分かれます。
- ロータイプは高さ40cm前後で、床やラグ、座椅子に座って使います。今回の山善LCR-6060・MS-303HT・長方形の3商品は、高さ38〜38.5cmです
- ハイタイプは高さ70cm前後で、ダイニングチェアなどに座って使います。山善GDT-HDN803DBは高さ70cmです
ロータイプは、床に座る暮らし方の方に向いています。ベッドを置いたワンルームで、床にラグを敷いてくつろぎたい、といった使い方です。座椅子やクッションがあると、背中や腰が楽になります。
ハイタイプは、立ち座りが多い方や、床に座るのがつらい方、すでに椅子を持っている方に向いています。販売ページには、こたつの高さがあるぶんダイニングチェアが入ると記載されています。食事を毎日こたつでとる方は、天板の高さと椅子の高さが合うか確認しましょう。ロータイプに比べて、天板の下に空間ができるので、足を伸ばしやすい形でもあります。
ワンルームでの置き方の考え方
一人暮らしの部屋では、こたつを置くことで動線が変わります。購入前に、次の点を紙に書き出してみると失敗が減ります。
- 置きたい場所の寸法:壁からベッドやテレビ台までの距離を測る。天板の幅に加えて、座る人が出入りするすきまも必要
- コンセントの位置:電源コードは山善の3商品(LCR-6060・MS-303HT・長方形)で3mと記載されています。延長コードをたこ足にせず、壁のコンセントに直接つなげる位置が理想
- ベッドとの距離:布団や毛布がこたつ本体やコードに触れない位置にする
- 出しっぱなしにするか:冬のあいだ置きっぱなしにするなら、部屋の中央に近い場所でも問題ありません。毎日片づけるなら、軽い本体(山善LCR-6060は7.5kg)のほうが扱いやすい
こたつの下に敷くラグやカーペットは、床の冷えをやわらげる役目があります。ただし、電気カーペットとこたつを重ねて使うと、熱がこもりやすくなる場合があります。重ねて使えるかどうかは、それぞれの取扱説明書で確認してください。
ヒーターの方式と消費電力
こたつのヒーターには、いくつかの方式があります。今回の4商品の販売ページでは、次のように案内されています。
| 商品 | ヒーターの方式 | 定格消費電力 |
|---|---|---|
| 山善 LCR-6060 | U字石英管ヒーター(型番MS-303H) | 300W |
| 山善 MS-303HT | 石英管 | 300W |
| 山善 長方形(80×60cm) | ヒーター型番NCH-302(方式は販売ページに記載なし) | 300W |
| 山善 GDT-HDN803DB | ハロゲンヒーター(型番MHU-601E) | 600W |
石英管ヒーターは、石英ガラスの管のなかに発熱体が入った方式です。ハロゲンヒーターも、ガラス管のなかにハロゲンガスを封入した発熱体を使います。方式によって、温まる速さや見た目の違いはありますが、家庭用のこたつでは、どちらも販売ページに記載された定格消費電力と温度調節の仕組みで比べるのが確実です。
定格消費電力は、ヒーターが最大の力で動いたときの数字です。一般的なこたつは、設定温度に達すると通電が自動で調整されるため、実際の電気代は定格どおりにはなりません。電気代の比較には、メーカーが記載する「1時間あたりの電気代」を使うのがわかりやすいです。計算方法は、後の「こたつの電気代の計算例」で説明します。
なお、ハイタイプのGDT-HDN803DBは、ヒーターが600Wです。ロータイプの300Wと比べると、定格の数字が大きくなっています。販売ページでは、薄型のヒーターで天板の下の出っ張りが少ないと案内されています。
温度調節とタイマーの違い
温度調節は、商品によって次のような違いがあります。
- 強弱の2段階:山善LCR-6060(強 側面約55度/弱 側面約37度)、山善の長方形、山善GDT-HDN803DBは、販売ページで強と弱それぞれの電気代が記載されています。シンプルで操作に迷いません
- 温度調整の段階:山善MS-303HTの温度調整の方式や段階数は、販売ページで確認してください
タイマー(自動切)があるのは、4商品のうち山善MS-303HTだけです。販売ページに「5時間自動切タイマー」と記載されています。ほかの3商品は、販売ページにタイマーの記載がありません。
ただし、タイマーがあっても、就寝前や外出前にはコンセントから電源プラグを抜くのが、NITEの案内する基本の使い方です。タイマーは、「うっかり長時間つけっぱなしにするのを減らす補助」として考えるとよいでしょう。
安全装置も確認する
販売ページで、過熱を防ぐ安全装置の記載があるかも見ておきましょう。
- 山善LCR-6060:安全装置として「温度ヒューズ」と記載されています
- 山善MS-303HT:安全装置の記載は、販売ページで確認してください
- 山善の長方形(80×60cm)・GDT-HDN803DB:取得した販売ページの情報では、安全装置の詳しい記載を確認できませんでした。購入前に、販売ページや取扱説明書で確認してください
温度ヒューズは、異常に温度が上がったときに電気を遮断する部品として、家電に広く使われています。ただし、安全装置があっても、布団がヒーターに触れたままにしたり、コードを傷めたりすれば事故につながるおそれがあります。使い方の注意は、後の「こたつを安全に使うための注意点」にまとめました。
こたつ布団の選び方
こたつ本体だけでは暖かさを保てないので、布団選びも大切です。一人暮らしでは、次の点を確認しておきましょう。
布団セットか、本体だけか
販売ページで、布団が付いているかどうかを必ず確認しましょう。今回の4商品は、次のとおりです。
| 商品 | 布団の扱い | 布団サイズ・素材(販売ページの記載) |
|---|---|---|
| 山善 LCR-6060 | 本体+布団の2点セット | 160×160cm、ポリエステル100%、洗濯機対応 |
| 山善 MS-303HT | 本体+こたつ布団の2点セット | 185×185cm、ポリエステル100% |
| 山善 長方形(80×60cm) | 本体のみ、または本体+布団の2点セットから選択 | 布団のサイズは選択肢ごとに販売ページで確認 |
| 山善 GDT-HDN803DB | 布団は付属せず、専用布団は別ページで案内 | 販売ページで別途確認 |
セット商品なら、サイズの合わない布団を買ってしまう失敗を避けられます。すでに布団を持っている方や、好みの柄で選びたい方は、本体のみを買って別に布団を用意する方法もあります。その場合は、天板のサイズに合う布団を選んでください。
サイズは天板より大きいものを選ぶ
こたつ布団は、天板の四辺から垂れ下がって足元を覆います。天板に対して小さすぎる布団だと、すきまから暖気が逃げやすくなります。販売ページに、対応する天板サイズが書かれている商品を選び、本体とのサイズ表記を見比べましょう。
参考として、今回の山善のセットでは、60×60cmの天板に160×160cm、75×75cmの天板に185×185cmの布団が組み合わされています。天板より、一回り以上大きい布団が合わせられていることがわかります。ハイタイプのこたつは、脚が長いぶん、ロータイプ用の布団では丈が足りません。専用の布団を選んでください。
素材と洗いやすさ
一人暮らしでは、布団を自分で洗う機会が多くなります。選ぶときは、次の2点を見てください。
- 素材:今回の山善の布団セットは、販売ページでポリエステルと記載されています。ポリエステルは化学繊維で、洗濯の扱いが比較的しやすい素材としてよく使われています
- 洗濯の可否:山善LCR-6060の布団は、洗濯機で丸洗いできると記載されています(洗濯ネットを使用)。家の洗濯機に入る大きさか、ドラム式でも使えるかは、商品の洗濯表示で確認しましょう
こたつ布団は大きく、水を含むと重くなります。洗濯機の容量や、干す場所があるかも考えておくと安心です。コインランドリーを使う方は、近くに大型の洗濯機があるか調べておきましょう。
重さと収納のしやすさ
布団の重さは、収納のしやすさに関わります。山善LCR-6060の販売ページには、こたつ本体7.5kg、布団1kgと記載されています。山善MS-303HTの本体重量は約12kgです。季節ごとに片づけたり出したりする一人暮らしでは、本体の重さも見ておきたいポイントです。
4商品の比較表
| 商品 | タイプ | 天板×高さ | ヒーター | 温度調節 | タイマー | 布団 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 山善 LCR-6060 | 正方形・ロー | 60×60cm×38.5cm | U字石英管300W | 強・弱 | 記載なし | 160×160cmのセット |
| 山善 MS-303HT | 正方形・ロー | 75×75cm×38.5cm | 石英管300W | 販売ページで確認 | 5時間自動切 | 185×185cmのセット |
| 山善 長方形(80×60cm) | 長方形・ロー | 80×60cm×38cm | 300W | 強・弱の記載 | 記載なし | 本体のみ/セットを選択 |
| 山善 GDT-HDN803DB | 正方形・ハイ | 80×80cm×70cm | ハロゲン600W | 強・弱の記載 | 記載なし | 別売り |
本体の重さは、LCR-6060が7.5kg、MS-303HTが約12kg、長方形が11kg、GDT-HDN803DBが19kgです。電気代は、販売ページの記載で比べると下の表のとおりです。
| 商品 | 1時間あたりの電気代(強) | 1時間あたりの電気代(弱) | 記載の単価 |
|---|---|---|---|
| 山善 LCR-6060 | 約5.0円 | 約2.5円 | 31円/kWh |
| 山善 MS-303HT | 記載の有無・単価は販売ページで確認 | 記載なし | 販売ページで確認 |
| 山善 長方形(80×60cm) | 約3.5円 | 約1.5円 | 販売ページで確認 |
| 山善 GDT-HDN803DB | 約5.6円 | 約2.2円 | 販売ページで確認 |
※電気代は販売ページの記載をもとにした目安です。計算に使う単価や条件が商品ごとに違う場合があります。
こんな方にはこの商品がおすすめ
山善 LCR-6060:置き場所を優先したい方に
山善の公式ショップ「くらしのeショップ」で販売されている、60×60cmの正方形タイプです。こたつ本体とこたつ布団(160×160cm)の2点セットで、型番はLCR-6060です。
- ヒーターはU字石英管、消費電力は300W
- 温度は強(側面約55度)・弱(側面約37度)の切り替え
- 安全装置は温度ヒューズ
- 本体重量7.5kg、布団1kg。電源コードは3m
- 電気代は強で1時間約5円、弱で約2.5円(31円/kWhで算出)
- 組立品で、組立時間は約10〜20分。メーカー保証は1年
- 天面はリバーシブル仕様
向いている方
- ワンルームで、できるだけコンパクトなこたつを置きたい方
- 食事より、ノートパソコンや読書など軽い作業が中心の方
- 布団とセットで買って、すぐに使い始めたい方
向かない方
- 天板に食事とパソコンを同時に置きたい方(60×60cmだと手狭になりやすい)
- 自動で切れるタイマーがほしい方(販売ページにタイマーの記載がない)
山善 MS-303HT:切り忘れが心配な方に
天板75×75cmの正方形タイプで、型番はMS-303HTです。販売ページには、5時間自動切タイマーと石英管ヒーターが記載されています。こたつ本体と、こたつ布団(185×185cm)の2点セットです。
- 定格消費電力300W(100V、50Hz/60Hz)
- 電気代の1時間あたりの金額と計算に使われた単価は、販売ページで確認してください(300Wを31円/kWhで1時間使った計算例は約9.3円)
- 安全装置の記載は、販売ページで確認してください
- 本体重量約12kg、電源コードは3m
- メーカー保証は1年
向いている方
- 在宅で、こたつで食事や作業をすることが多い方
- つけたまま眠ってしまいそうで、切り忘れの補助がほしい方
- 室温に合わせて温度を調整したい方(調整方式は販売ページで確認)
向かない方
- できるだけ小さな天板を探している方(75cmは60cmより場所を取る)
- 本体を頻繁に片づけたい方(12kgあり、LCR-6060より重い)
なお、タイマーは5時間で切れるため、就寝時の安全を保証するものではありません。眠る前には電源を切り、電源プラグも抜いておくのが基本です。
山善 長方形こたつ 80×60cm:壁沿いに置きたい方に
くらしのeショップで販売されている、天板80×60cm・高さ38cmの長方形タイプです。ヒーターの型番はNCH-302で、消費電力は300Wです。販売ページでは、こたつ本体のみ、または本体とこたつ布団の2点セットから選べます。
- 電気代は強で1時間約3.5円、弱で約1.5円と記載
- 電源コードは3mで、中間入切スイッチつき
- 本体重量11kg。天板はリバーシブル仕様
- 組立品で、組立時間は約10〜20分。メーカー保証は1年
- 販売ページにタイマーの記載はなく、安全装置の詳しい記載も確認できませんでした
向いている方
- 壁や窓際に沿って、横長に置きたい方
- 本体だけを買って、すでにある布団や好みの布団を使いたい方
- 食器とパソコンを横に並べるなど、長辺を活かして使いたい方
向かない方
- 四方向から入りたい方(長方形は座る向きが限られやすい)
- タイマーなどの付加機能を重視する方
布団セットの種類や、セットの布団のサイズは、選ぶ項目によって変わります。注文前に、選択した内容の布団サイズを必ず確認してください。
山善 GDT-HDN803DB:椅子に座って使いたい方に
天板80×80cm・高さ70cmの、ハイタイプのダイニングこたつです。型番はGDT-HDN803DBで、ハロゲンヒーター(600W)を使っています。販売ページでは、脚は天然木と案内されています。
- 電気代は強で1時間約5.6円、弱で約2.2円と記載
- 本体重量19kg。電源コードを収納できるボックスつき
- ヒーターは薄型で、天板の下の出っ張りが少ない設計と案内
- ダイニングチェアが入る高さ
- 組立の要否は販売ページで確認。メーカー保証は1年
- こたつ布団は付属せず、専用の布団は別に選ぶ形
向いている方
- 床に座るのがつらく、椅子で使いたい方
- こたつを食事のテーブルとしても使いたい方
- 冬のあいだ、ダイニングテーブルの代わりに置きたい方
向かない方
- 設置場所が限られていて、できるだけ小さくしたい方
- 布団をセットで一度にそろえたい方(別途、専用布団を選ぶ必要がある)
販売ページでは、コード長や安全装置の詳しい記載を確認できませんでした。購入前に、販売ページと取扱説明書で確認してください。
こたつの電気代の計算例
こたつの電気代は、次の式で計算できます。
電気代(円)= 消費電力量(kWh)× 電気料金の単価(円/kWh)
消費電力量(kWh)は、「消費電力(W)÷ 1000 × 使った時間(h)」で求められます。たとえば、定格300Wのヒーターが最大の力で1時間動き続けたと仮定すると、0.3kWhです。
電気料金の単価は、全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価の31円/kWh(税込)を使います。
- 300W×1時間=0.3kWh → 0.3×31円=9.3円
山善MS-303HTは定格300Wなので、31円/kWhで1時間使った場合の計算例は9.3円です。ただし、実際のこたつは温度が上がると通電を調整するため、一日中、定格どおりに動き続けるわけではありません。
1か月の電気代の計算例
以下は、販売ページ記載の「1時間あたりの電気代」をもとにした計算例です。1日4時間、30日(120時間)使うと仮定しています。実際の電気代は、設定温度や部屋の温度、使い方で変わります。
| 商品 | 設定 | 1時間あたり | 1か月(120時間)の計算例 |
|---|---|---|---|
| 山善 LCR-6060 | 強 | 約5.0円 | 約600円 |
| 山善 LCR-6060 | 弱 | 約2.5円 | 約300円 |
| 山善 長方形(80×60cm) | 強 | 約3.5円 | 約420円 |
| 山善 長方形(80×60cm) | 弱 | 約1.5円 | 約180円 |
| 山善 GDT-HDN803DB | 強 | 約5.6円 | 約672円 |
| 山善 GDT-HDN803DB | 弱 | 約2.2円 | 約264円 |
| 山善 MS-303HT | 定格300W連続の計算例 | 約9.3円 | 約1,116円(上限の目安) |
山善MS-303HTの金額は、定格300Wで連続して動いたと仮定した上限の目安です。実際には、これより低くなることが一般的です。山善の長方形とGDT-HDN803DBの金額は、販売ページの記載を単純に120時間分かけたもので、記載の単価は販売ページで確認してください。
電気代を抑える使い方のコツ
- 布団を、天板の周囲にすきまなく掛ける。すきまがあると、暖かい空気が逃げやすくなります
- 部屋が暖まったら、弱にする。強のまま使い続けない
- 使わないときは、スイッチを切る。外出前は電源プラグも抜く
- こたつ布団の下に敷物(こたつ敷き布団やラグ)を入れて、床からの冷えを減らす
エアコンと併用する場合は、エアコンの設定温度を低めにして、足元をこたつで温める使い方があります。ただし、併用したときにどのくらい電気代が下がるかは、部屋の広さや断熱によって変わります。
契約している電力会社の単価に置きかえる
31円/kWhは、あくまで目安単価です。自分の電気代を知りたい場合は、電気料金の明細にある「従量料金の単価」を式に当てはめましょう。たとえば、単価が35円/kWhの場合、300Wを1時間使うと0.3×35=10.5円です。
こたつを安全に使うための注意点
こたつは、冬の暖房として身近な器具ですが、火災や低温やけどなどの事故が毎年起きています。NITE(製品評価技術基盤機構)の資料などをもとに、一人暮らしで気をつけたい点をまとめました。
事故の傾向を知っておく
NITEが2010年12月に公表した「こたつ事故の防止について」では、2005〜2009年度の5年間に、こたつに関する事故情報が179件寄せられたと案内されています。内訳には、死亡事故22件(死者27人)と火災85件が含まれています。
同じ資料では、死亡・重傷事故のすべてが、製品の欠陥によるものではなく、使い方などの製品以外が原因か、原因不明の事故だったとされています。主な原因として、次の2つが挙げられています。
- 布団などの可燃物が熱源に触れて、焦げたり発火したりした
- 電源コードを折り曲げたり、重いものがのったりして、ショートした
また、2022年のNITEの注意喚起では、2017〜2021年の5年間に、こたつと電気ストーブで347件の事故が起き、死亡事故は26件だったと報じられています。ここでは、可燃物が熱源に近づく「ゼロ距離の火災」と、プラグをつないだまま放置する「放置の火災」が、主な原因として紹介されています。
基本の注意点
NITEの注意喚起や、メーカーの案内をもとにしたチェックポイントです。
- 衣類を干さない:こたつのなかで、衣類やタオルなどを乾かさない
- 就寝時・外出時はプラグを抜く:タイマーがあっても、電源を切ってコンセントから抜く
- 布団をヒーターに近づけない:布団がたまって、ヒーターに触れていないか確認する
- コードを大切に扱う:引っ張る・折り曲げる・踏む・家具で挟むといったことを避ける
- 傷や変形に気づいたら使わない:コードやプラグ、中間スイッチに傷や焦げがあれば、使用をやめる
- ほこりを掃除する:ヒーター周辺のほこりを、電源を切って冷めてから取り除く
- リコール情報を確認する:長く使っているこたつは、メーカーの情報も確認する
低温やけどに注意する
低温やけどは、体温より少し高い程度の温度でも、皮膚の同じ場所に長く触れ続けると起こるやけどです。消費者庁は、心地よく感じる温度でも、長時間触れ続けると低温やけどになることがあると注意を呼びかけています。
NITEが2009年に公表した資料(こたつ以外の暖房用品を例にしたもの)では、44℃では長時間、50℃では数分の接触でも低温やけどが発症するとされています。こたつの中で眠ってしまうと、脚が同じ位置でヒーターの近くに触れたままになることがあります。
- こたつで寝ない。眠くなったら電源を切って、ベッドや布団に移る
- ヒーターに直接足をつけない
- 強で長時間使わず、温まったら弱にする
- 高齢の方や、感覚の弱い方が使うときは、設定や使用時間を一緒に確認する
一人暮らしならではの注意点
- 帰宅前や外出前の習慣づけ:家を出るときに、こたつのスイッチと電源プラグを確認する習慣をつける
- ペットがいる場合:コードをかじらないか、布団のなかに入り込まないかに気をつける。ペットの使用に関する注意は、商品の取扱説明書で確認してください
- ベッドの近くに置く場合:布団や毛布が、こたつ本体やコードに触れない位置にする
- コンセントの位置:延長コードをたこ足にしない。電源コードの長さ(山善LCR-6060・MS-303HT・長方形は3m)が届く位置に置く
こたつの使い方とお手入れ
使い始める前に
- 本体を設置する前に、天板の脚を確実に固定する。組立品の場合は、ねじの緩みがないか確認する
- ヒーターの周辺に、ごみや布の切れ端が入っていないか見る
- 布団をかけたとき、ヒーターに触れていないか、コードが布団に巻き込まれていないか確認する
- はじめて通電したときに、においや煙が出ないかを確認する
使うとき
- 足を入れる前に、スイッチを入れて数分温めておく
- 温まったら弱にする、または低めの設定に下げて使う
- 天板の上にものを置く場合は、飲み物をこぼさないようにする。こぼした場合は、電源を切ってプラグを抜いてから拭く
- 立ち上がるときは、コードや布団に足を引っかけないよう気をつける
布団のお手入れ
山善LCR-6060の布団は、洗濯機で丸洗いできると販売ページに記載されています。洗濯ネットを使う点も案内されています。洗う場合は、次の点に気をつけてください。
- 洗う前に、洗濯表示を確認する
- 洗濯ネットに入れる
- 乾燥機の使用可否は、商品の洗濯表示で確認する
- 完全に乾いてから、本体にかける
こたつ本体のヒーター部分は、水洗いできません。拭き掃除をする場合も、電源プラグを抜いて、冷めてから行います。
シーズンオフの保管
- 布団は洗って、よく乾かしてから、収納袋などに入れる
- 本体はコードを折り曲げずに、ゆるくまとめる
- 湿気の少ない場所に保管する
- 分解して収納する場合は、取扱説明書の手順に従う
山善の一部のこたつは、天板がリバーシブル仕様です。季節ごとにデザインを変えたり、汚れた面を裏返して使ったりできます。
買ってから困りやすいポイントと対策
| 困りやすいポイント | 購入前にできる対策 |
|---|---|
| 置いたら部屋が狭くなった | 天板だけでなく、布団を掛けた広がりも考えて、置き場所の寸法を測る |
| 布団が別売りで、サイズが合わなかった | セット商品かを確認し、別売りの場合は対応する天板サイズを確認する |
| ハイタイプで椅子が入らない | 椅子の座面の高さと、天板の下の高さを比べる |
| コンセントまでコードが届かない | 電源コードの長さ(3mなど)と、設置場所からコンセントまでの距離を比べる |
| 重くて出し入れが大変 | 本体の重さ(7.5kg〜19kg)を確認し、収納場所までの動線を考える |
| 組み立てに時間がかかった | 組立品かを確認する。山善の販売ページでは、組立時間が約10〜20分と案内されている商品がある |
| 電気代が思ったより高かった | 強のまま長時間使わず、温まったら弱にする |
購入前のチェックリスト
- 置き場所:天板だけでなく、布団を掛けたときの広がりも含めて置けるか
- 天板サイズ:60cm・75cm・80cmのどれが合うか
- 形:正方形か長方形か。壁沿いに置くか、部屋の中央に置くか
- 高さ:ロータイプかハイタイプか。座椅子か椅子か
- ヒーター:石英管・ハロゲンなどの方式と、消費電力(W)
- 温度調節:強弱か段階式か
- タイマー:自動切の有無
- 安全装置:温度ヒューズなどの記載があるか
- 布団:セットか別売りか、サイズ、素材、洗濯の可否
- 電気代:1時間あたりの電気代と、計算に使われている単価
- コードの長さ:コンセントまで届くか
- 重さ・組立:自分で運べて、組み立てられるか
- 保証:メーカー保証の期間(山善の販売ページでは1年と案内されている商品が多い)
まとめ
一人暮らし向けのこたつは、置き場所と使い方に合わせて、サイズ・高さ・布団の組み合わせを選ぶのがポイントです。
- 置き場所を優先したい方:山善 LCR-6060(60×60cm・布団160×160cmの2点セット)
- 切り忘れ対策がほしい方:山善 MS-303HT(75×75cm・5時間自動切タイマー)
- 壁沿いに置きたい、布団は別に選びたい方:山善 長方形こたつ 80×60cm(本体のみ/セットを選択)
- 椅子に座って使いたい方:山善 GDT-HDN803DB(80×80cm・高さ70cm・ハロゲン600W)
電気代は、販売ページに記載された1時間あたりの金額と、使う時間から計算できます。ただし、どの商品を選んでも、衣類を干さない、就寝時や外出時は電源プラグを抜く、コードを傷めない、という基本は共通です。購入前に、各商品の販売ページと取扱説明書で、最新の仕様と注意事項を確認してください。
価格や在庫は変わることがあります。購入前に各販売ページで最新の情報を確認してください(この記事の情報は2026年10月4日時点のものです)。
よくある質問
Q. 一人暮らしのこたつは何cmのサイズを選べばいいですか?
A. 置き場所と使い方で決めます。今回の4商品では、天板が60×60cmの山善LCR-6060がいちばんコンパクトで、75×75cmのMS-303HT、80×60cmの長方形、80×80cmのハイタイプがあります。パソコンや食事を同じ天板で済ませたいなら75cm以上、置き場所を優先するなら60cm前後が目安です。購入前に、置きたい場所の幅と奥行き、コンセントまでの距離を測っておきましょう。
Q. こたつ布団は別に買う必要がありますか?
A. 商品によります。山善LCR-6060は、販売ページでこたつ本体とこたつ布団の2点セット(布団は160×160cm)が案内されています。山善の長方形80×60cmは本体のみか2点セットを選べます。山善MS-303HTは本体とこたつ布団(185×185cm)の2点セットです。ハイタイプのGDT-HDN803DBは販売ページで布団が付属せず、専用のこたつ布団は別ページとして案内されています。
Q. こたつの電気代は1か月でいくらくらいですか?
A. 計算例として、山善LCR-6060の販売ページ記載(強 約5.0円/時間、弱 約2.5円/時間、31円/kWhで算出)を使い、1日4時間・30日(120時間)使うと、強で約600円、弱で約300円です。使う設定や時間、室温、契約している料金プランで変わるため、あくまで目安です。
Q. こたつをつけたまま寝ても大丈夫ですか?
A. 避けてください。NITE(製品評価技術基盤機構)は、就寝時や外出時は電源プラグをコンセントから抜くよう呼びかけています。また、低い温度でも長時間同じ場所が熱源に触れると、低温やけどになるおそれがあります。タイマー付きの山善MS-303HTは5時間で自動的に切れますが、就寝前には電源を切る習慣をつけましょう。
Q. こたつ布団は洗濯機で洗えますか?
A. 山善LCR-6060の販売ページには、洗濯機で丸洗いできる(洗濯ネットを使用)と記載があります。ほかの商品は、選ぶ布団セットや布団ごとに洗い方が違うため、商品ページや洗濯表示で確認してください。ヒーターのある本体は水洗いできません。
Q. こたつ布団のなかで洗濯物を乾かしてもいいですか?
A. 避けてください。NITEは、こたつで衣類などを乾かさないよう呼びかけています。衣類などが熱源に触れると、焦げや発火につながるおそれがあるためです。
Q. ハイタイプのこたつは一人暮らしに向いていますか?
A. 椅子に座って使いたい方、床に座るのがつらい方、ダイニングテーブルの代わりにしたい方に向いています。山善GDT-HDN803DBは天板80×80cm・高さ70cmで、ダイニングチェアが入ると案内されています。一方で、ロータイプより場所を取り、重量も約19kgあります。
Q. こたつを片づけるときの注意点はありますか?
A. 布団を洗って乾かしてから収納し、本体はヒーターやコードに傷やほこりがないか確認してから保管します。コードを本体に強く巻きつけたり、折り曲げたりしないでください。NITEは、電源コードを引っ張る・折り曲げる・踏むといった使い方を避けるよう呼びかけています。
買い忘れのないように、気になる商品は買い物かごに入れておきましょう!
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公開日 2026-10-05